オーディション

次女の小学校の卒業式で5年生が歌う歌のピアノ伴奏のオーディションがおとといありました。そのオーディションに挑戦したいと次女が言い、先週から練習をしてました。
先週ピアノの先生に練習を見てもらい、オーディションに臨んだ次女。
おととい帰って来て結果を聞いたら、結果は次の日に担任の先生から告げられるのでまだ分からないけど、手応えはなかなかだったと自信ありげな次女。

結果発表の昨日、帰ってきた次女にやはり結果を聞いたら、ダメだったんだ…と少ししょんぼりして言った。

合格した子はいつも一緒に帰ってくる仲良しのお友達で、その子なら仕方ないみたいな事を言ってたけど、おやつを食べ終わった頃「あー弾きたかったなぁ。」とぽつり。聞こえてたけど、思わず「え?」って聞き返したら「なんでもない。」と言った。

夜帰ってきた主人が珍しくオーディションのことを覚えていて次女に結果を聞いていた。(タイミング悪いんだよね、あの人。)テレビを見たままで「だめだった。」と答える次女。

……。しーん。しばらく嫌な沈黙が流れた後、「涙がすこーし出たけどここで止まったよ。」と下まぶたの辺を抑えて言った。

そうかぁ、がんばったね。

先生に「○○(次女)も上手だったけど、ごめんね。合格した子が当日何かがあって弾けないといけないから○○も練習続けておいてね。」と言われ、今日も真面目に練習をしている次女が少し愛しくなりました。

しかし、次女の心中を思いがけず聞き出してしまい、急に気まずくなって新聞読み出した主人の狼狽ぶりがおかしかったです。