ラ・マンチャの男

観てきました〜。名鉄ホールで。全然詳細を知らないまま話題の舞台だというだけで参加したのですが、「うーん、さすが本格的!」という感じです。
全然舞台に関して憧憬が深くなく、今まで見たミュージカルと言えば「ライオンキング」と「クラウディア」だけという人間なので批評めいたことは何も書けないのですが、とりあえず
・松たかこさんのオーラを感じた。登場した瞬間そこの空気がぱーっとなった。
・松さんの歌が素敵だった。お父さんより歌は好き。
幸四郎さんのお芝居は古典的な気がして、さすがと思う反面私には少し難しかった。でも、見せ場のシーンでの迫力はすごくて、自然に舞台に引き込まれ涙が出た。
・松さんのお芝居はお父さんや周りの俳優さんに比べるとまだまだ深みはないような気もしたけど(勿論舞台役者としては十分のレベルですが)、何より気持ちのこもった風間君真っ青の火の玉芝居でやはり引き込まれました。
・床屋さんの役者さんがすごく魅力的だった。出番はすごく少ないのに多分一番印象的だったように思います。
ストーリー自体は下調べをしておかないと複雑でなかなか難しかったですが、でも生のすばらしさや、何だか分からない感動はいっぱいもらえました。
家に帰ってから主人とインターネットで今更ながら色々調べ、ようやく理解できたかな。
でも歴史のある舞台だし、とても良い経験になりました!!

でも、今日一番興奮したのはアンコールで颯爽と出てくる出演者さんの笑顔を観たときです。かっこよかったなぁ。

1万4千円は正直高くて(特に名鉄ホールは狭いので9千円のA席でも十分楽しめたような気がします)、我が家にとっては贅沢な趣味ですがこれからも時々でいいので生の舞台を楽しめたらいいな。